ラペラをラッソーしてチョークで極め!
柔術では気合を入れる!ってことはあんまない!
空手だったりすると、アーとかオイッとかあると思うんですけど、言われてみればそんな気合を入れる掛け声ってあまりないですよね。
もちろん、試合とかだと人によってはオスっっとか大きい声で言う人もいますが、練習では皆無です。
この張り詰めていない脱力したところが柔術らしさというわけなんですね。
良くも悪くも。
はい、ということで12月になりました!
サンカクガードクンと申します!
柔術を初めて10年以上は立ちますが途中でブランクが有り、最近道場に復帰した茶帯のサラリーマンです。
なんとなく復帰するにあたっていろいろ技を忘れている&現代柔術にも取り残されているということで、Youtuberのみなさんの力を借りて勉強し直しです。
いつも参考にさせていただいているYoutuberの皆様には感謝としかいいようがありません。
道場はブラジル人中心で日本人は私ひとり。
彼らの生活はぶっ飛んだところも多く楽しい半面、貧困・教育・孤独についても考えさせられます。
そんな彼らの一面も紹介させていただきながら、力を抜きつつテクニック動画の紹介をさせていただこうと思います。
では前置きが長くなりましたが、今日も動画いってみましょう!
今回はクローズドガードからラペラを使った絞めを紹介したいと思います。
いくつか罠を張って仕掛けていく技になりますので、極まったときは爽快です!
まずはクローズドガードの状態から
①相手のラペラを引き出し両手で持つ
ラペラは立っているときから引き出しておくといいかも。
座ってからでも相手に行動を起こさせる前にスムーズに引き出せたほうがいいですね。
帯のちょっと上くらいのラペラを持って引っ張ると引き出しやすい気がする。
②エビをして相手と距離を取る
腰に足を当ててラペラを引き出している側に腰を逃しましょう。
③ラペラに足を巻きつけて正対する
ラペラにラッソーしてください。
脚に行うラッソーとは違い、手首を返しただけでは外せないところがいいところ。
相手の脇腹でフックをしっかり効かせておこう。
④膝を相手の首下につけ、両手でラペラを引っ張る
膝が相手の胸付近だと膝の外側からプレスを掛けられて両膝が揃い、簡単にパスされてしまいます。
膝をまっすぐに立てて、相手の首下付近を意識して簡単にプレスさせないようにしましょう。
そしてラペラを両手で再度引き出しておき、両手とも順手で握っておきます。
⑤腕の下にくぐらせ、ラペラを膝ごと引いて絞めを極める
ニーシールドをちょっと外側に開いて、相手がプレスを狙うように罠を張りましょう。
同時に首下にスペースができてラペラも入りやすくなります。
相手がプレスして頭を下げたところで、腕の下にくぐらせましょう。
そしてラペラを引いて極めます。
ハーフガードの相手にも同じように極めることができるのでハーフになっても狙っていくようにしましょう。
ただ、ちょっとまだやってみてないのですが、本当に極まるのかな?っと思ってしまいますよね、、
技の受け手の人がちょっと頭を下げすぎな気もするので、腕下をくぐらせるときは自分も少し半身に起きたほうがいいかな。
さらに相手が首を手でディフェンスしてきたときは、動画にもあるように空いている手で膝をすくってスイープまで考えておくといいと思います。
さてどうだったでしょうか?
Nastyってのは不快という意味です。
直訳すると最も不快な絞めってことですか、、
これは絶対に喰らいたくない技ですね。
これまで紹介してなかった技になりますので、見たことなかった人も多いと思います。
クローズドガードのときにラペラがでているようであれば、ぜひ狙ってみても面白いんじゃないでしょうか。
ということで今日は12月最初の日でしたが、何事もなく終わってしまいました。
今年も残りあと一ヶ月、、、すっきりした年末年始を迎えるためにも一日も無駄にしたくないですよね。
それでは今日はこの辺で。
全力!脱力柔術~!