レッグドラッグからのバックテイク ~ 第一部 完 ~
すべてのエピソードがいい思い出!
柔術にはやった人しかわからないあるあるがたくさんあります。
今まで紹介したあるあるネタ以外にも、こんなことがあったなと思いだして懐かしくなり、一度やめた人でももう一度柔術に戻りたくなったという方もいるでしょう。
練習や試合で楽しかったことも、辛かったことも、すべてがいい思い出となります。
当時のメンバーと「こんなことがあったよね」と久しぶりに語り合ってみてはいかがでしょうか。
はい、今日も柔術動画に行ってみましょう。
宜しくお願いします。
デラヒーバをされているところからスタートです。
①相手の膝裏に前腕を当て、勢いよく伏せる
デラヒーバと逆足の膝裏に前腕を当てて、相手の足をコントロール。
そして反対の手でサポートして頭を打たないように勢いよく伏せてください。
そのとき相手の足の下に身体が潜り込んでいるように。
背中に相手のふくらはぎが来るといいですね。
脇の下には、相手の膝裏が来ているはず。
デラヒーバフックが入っていた膝は相手のお腹に差しておきましょう。
②襟を持ち、膝を相手にいれる
そこから、相手に近い方の手で相手の襟を持ちます。
ここからお腹に入れている膝で相手の中に入れていってください。
相手は両手でズボンを持って引き付けて50/50ガードに入れてくる流れになると思います。
なので膝で相手の鼠径部を押しておけば、相手は足を取ることが難しくなります。
相手の膝裏に自分のフックをかけておきます。
③ズボンの腰を持ち、蹴りながら身体を起こす
反対の手は相手のズボンの紐を持ちます。
ここから鼠径部を蹴り出しながら、その勢いで身体を起こしていく。
反対の足は膝を曲げておきましょう。
手を付きながら起き上がると楽なのですが、相手の腰がフリーになってしまうので逆にエビをされてしまいます。
なので、なるべく腰ズボンは離さないように。
身体を起こした体勢が低いので脇の下を狙っていきます。
④脇の下に入り相手の背中を持って上に進行していく
脇の下にはいるときは相手の背中を持ちましょう。
これで煽られにくくなります。
そのまま上に進行していきましょう。
奥襟とってどんどん上がって両手クラッチをとってください。
⑤サイドに回り胸で相手を起こす
取れたらすばやくサイドに回って胸で背中に圧をかけてください。
背中を起こしてすぐに密着します。
クラッチは手の甲を合わせるように変更し、相手の胸の前にセット。
ここからバックを狙っていく。
⑥後ろに倒れて足のフックを入れる
膝は相手の頭の下に入れてそのまま後ろに倒れ込んで足のフックをいれます。
相手の奥足にフックするのがいいと思います。
そうしておくともう片方のフックが簡単に入れられますね。
はい、いかがだったでしょうか。
ちょっと難しかったかも。
急に伏せたら相手もびっくり😳しますよね。
そのときにある程度相手に接近しておく必要があります。
やってみると意外と難しい、、
私ならそのまま肩固めにいっちゃうかもしれん。
そこで極まりそうになかったら、バックに回るかな。
ということで、これでテクニック動画紹介も終わり!
今日は暖かい一日でした。3月ももう終わりですね。
また4月から新たな生活がスタートする人も多いのではないでしょうか。
みんなの新生活を応援してます。
突然ですが、4月から我がブラジル人柔術道場が当分閉鎖となりました。
よって私も柔術をする場所がしばらくなくなってしまいます。
まだ黒帯まで道半ばですが、一旦ここでこのブログもお休みとしたいと思います。
みなさん今までありがとうございました!
また柔術道場が復活したら、お会いしましょう。
全力!脱力柔術~!
初心者でも簡単にできるニースライスパス
ついにコロナの影響で道場閉鎖!(本当)
いやぁ、本当にそうなってしまいました😭
ちょっと前からそんな噂はあったんだけどね。。
道場のブラジル人も帰国者が何人かいるようです。
リーマンのときにも1/3くらいがブラジルに帰ってしまいましたが、今回もさらに1/3くらいが帰る予定だそうな。
そもそも今、出国できん気がするが、母国の両親とかが心配しているそう。
仕事もクビになる可能性が高いから帰るみたいです。
オリンピックには戻ってくるよとか言っている人もいましたが、もう帰ってこないろうな。。
ということで道場の98%近くがブラジル人である我が道場では経営もなりたたなくなるため、4月から道場が閉鎖されることが決まりました。
もともとお金払っている人はキッズと自分とあと一人くらいしかいなかった気もしたけどな。。
なんか最後に会合なんかあればよかったけど、そうもいかないみたいでこれで本当に終わりになりそうです。
はい、今日も気を取り直して柔術動画やっていきたいと思います。
今日はニースライスについてやっていきたいと思います。
①相手の骨盤を抑えながら内に腰を切り膝をいれる
ニースライスの基本形は相手の骨盤をコントロールすることが大事です。
これにより相手にディフェンスをさせにくくできます。
また、スライスする片足を前にして内に腰をきるので、必ず前足と一緒の手で相手の骨盤を抑えましょう。
そして反対の手で膝を押さえます。
この状態で相手の膝に自分の膝を入れましょう。
②自分の膝の足のフックが相手の膝裏に入れ、相手の脇を差す
脇を差しながら自分の胸をつけて隙間をうめていきます。
手は相手にブリッジされないようにマットについておきましょう。
クビの後ろを持ってもいいですが、あまり後ろを持ちすぎると下敷きになっちゃうので注意。
脇を刺さずに襟を持って入ってもいいですが、袋状にもっておくと力を使わないですみます。
ただしスライス後、脇を差しにくいので直線的に襟をもったまま、肘をマットにつくのがいいですね。
そのあとに脇をさしてもいいでしょう。
必ずしも脇を差すことにこだわりすぎないほうがいいかもしれません。
ただし相手が足を腰に当てている場合は、足を解除しなくてはなりません。
③片足を肘で解除、もう片方は足を引いて跨ぐ
反対の足は一旦後ろに引いて回して解除したくなるが、そうなると両足とも前にでてしまうので注意。
腰に足を当てられていても膝を抑えつつ後ろに引いて一気に突破してください。
足を跳ね上げながら、マットについてニースライスするのではなく、跨ぐと同時に膝をいれるといいでしょう。
1,2ではなくて1で終わりです。
両足内側フックの場合は
④肘で片足抑えながら足回して解除、もう片方はそのままニースライス
それでもすぐに膝を入れてくる人もいると思います。
勢いでそのままスライドすればいいのですが、相手と距離が離れすぎないように肘を締めておきましょうね。
どんなシチュエーションでも上の場合は片手は上体、もう片方はズボン、もしくは両手ズボンをもっておくこと。
両方上体を持つのはバランスが悪くなるのでNGですね。
やるとすれば思いっきり引き込んでください。
ニースライスしたときに相手が半身で起き上がって来た場合には、
⑤外側の手で相手の襟を持って肘を上げることで、相手の顔を上げて倒す
これは相手の顔を制すると身体を制すことができます。
鉄則ですね。
拳を返すように手を捻って、手首で相手の顔の向きを制御すればいいでしょう。
はい、という感じでした。
初心者さんでもやりやすい技ですよね。
でもこのパスは相手もわかっていてニーシールドや足回しを入れられる可能性が高いでしょう。
パスが止められるようになってきたら、固持せずに逆サイドに回るなどの方法に切り替えていけれるといいですね。
てなことで今日はこれで終わりたいと思います。
コロナの影響に託けてまたテレワーク、やっちゃおっかな。
よけいな電話や用事が振ってこないので、けっこう集中して仕事ができちゃったりします。
電話もネットを介してやれるし、会議だって普通にできますよ。
良い世の中になったものです。
あとはコロナが収まって遠慮なく声を出したり、集まれたりしたい!
それではみなさん、また明日。
全力!脱力柔術~!
股下にフックを掛けたときがチャンス! フライングニーカット
朝柔術して、仕事に行く生活に憧れる!
いやぁ、ブラジル人にきくところ、ブラジルのビジネスマンはこういうパターンが多いらしいです。
朝1時間ほど練習して、シャワーを浴びて、さっそうとスーツに着替えて会社にいくそうな。
いやぁ格好いいですよねぇ。
うちの道場でもやりたいですなぁ。
でもそもそもシャワーがないんだよね。一旦家に帰らないと行けないのがスマートじゃない😓
はい、今日も初心者さんでもできるムーブを練習していきましょう。
今日は、フライングニーカット、、、プロレス技みたいですが、フライングニースライスといった感じでしょうか。
足はデラヒーバフックをやられているが、裾と襟を持たれている状態からスタートします。
①相手の襟をもちベースをつくる
相手の足が腰に当てられているときはベースをつくってキープしましょう。
肘を絞めてしっかり相手の襟を引きつける。
そして相手の前腕を横から抑えて固定してください。
相手が足のフックを使って持ち上げようとしてきたときがチャンスです。
なかなか股下に入らないときは手を使って大きく跨いでもいいかもしれません。
相手の足が股下に入ったら、、、
②ジャンプしてニースライスで膝をマットにつける
そのままジャンプするように一気に膝をマットにつけましょう。
外の足は開いておいてください。
相手と距離が離れないように、襟はしっかり引き付けて起きます。
ここで相手に襟を持たれていると思いますが、その手をいなすように流して、自分の胸と相手の胸をできるだけ近づけます。
これができないと相手と距離が離れてしまいますからね。
宜しくお願いします。
③プレッシャーを掛けてサイドポジションをキープする
はい、いかがだったでしょうか。
一気に膝を流すところがちょっと難しかったかもしれません。
さらに飛び込む前にポイントが2つあります。
・カカトのズボンをとられていないこと
・相手の足が股下にあること
これが守られていないと絶対にやられてしまうかな。
逆にこの2つの条件が満たされたら一気に勝負をかけていいと思います。
相手に片襟片袖を持たれたら、立ち上がってそのときに狙ってもいいかもしれません。
一緒にがんばりましょう!
ということで今日はこのへんにしようかな。
今日はどうやら道場での今後の進め方で幹部たちが打ち合わせをしているらしい(呼ばれんかったけど・・)
ブラジル人はいい加減に見えてコロナに対してかなり臆病になっている気がします。
たぶん情報が良くも悪くも正しく伝わっていないのかもしれない。
かなりの不安を抱えているそうなので、心配です。
みなさんの道場はどうでしょうか?
それではまたあした。
全力!脱力柔術~!
サイドからの背中を向けてのエスケープ
何から練習始めればいいのかわかりません!
初心者の人が始めて道場に来ると、あっけにとられますよね。
よく何から練習していけばいいですか?って聞かれます。
最初は怪我してもダメなので柔軟とか受け身、後は体の使い方でエビとかがセオリーなんでしょうね。
でもそんなことやっていてもすぐに飽きてしまって柔術の楽しさがわからないと思います。
やっぱり柔術が好きでやり始めたんだからなにか好きな技や知ってる技があるはず!
その技の練習をするのが柔術を好きになる一番の近道じゃないかなと思いますね。
自分の場合は三角絞めだったので、いろんな体勢からその技に入る練習をしていました。
その体勢になりたいから、パスとかもだんだん覚えていくんですよね。
みなさんも楽しみながらやれると、柔術が生活の一部になっていくと思いますね。
はい、今日もしっかり練習していきましょう。
今日はサイドからパスされそうになったときのエスケープ方法です。
宜しくお願いします。
基本的に、相手が正面にいるときは押し離ししてガードに戻しますよね。
もし、相手に逆を付かれたときはエビで方向を変えて対応すると思いますが、相手もすばやいのでもう遅いことも多いです。
そんなときに使える技ですね。一人でも練習できますのでぜひ使ってみてください。
私もサイドポジションからのエスケープ等でよくつかっている技です。
①サイドに回られたら背中を向ける
相手がプレッシャーを掛けてきます。
胸と胸を合わせられないのでバックを狙ってくるでしょう。
バックを取るということは、相手はシートベルトグリップとバックフックをやってきますよね。
その防御もしつつエスケープしていきます。
②足を前に出して頭を中に入れてお尻を上げる
シートベルトグリップをいれさせない為に頭を中にいれましょう。
そのためには、足を前にステップしてお尻を上げて頭を入れることで、相手にシートベルトを取られにくくなくなります。
このときは、相手を脇を絞めた状態で押してください。
脇を開けておくと腕十字を狙われます。
バックフックも防ぎたいので、下の手で太ももに手を添えて隙間を防ぎます。
これで足を入れさせないようにしましょう。
この状態で、しっかり足を開いて、肩と頭と足でしっかりバランスをとっておきます。
②マットを蹴って相手の胸をお尻で押しながら回転する
肩抜き後転をしてください。
相手の正面になったとき、担がせないように両手首を掴みに行きましょう。
ただし、足は肘関節の上に置いて足の力も使ってディフェンスします。
手首だけでは力で負けて、担ぎパスをやられてしまうかもしれませんからね!
はい、いかがだったでしょうか。
個人的にはかなり使える技だと思います。
動きもなんか柔術やってんな~って感じだし、実用性も高いので是非マスターしてくださいね。
家でも練習できちゃいます。私は昔、靴を履いてこの練習をして壁に穴を開けてしまった覚えがあります😭
家での練習は周りを片付けて真ん中でやるように!
それにしても橋本さんの動画は、独特な感じもしますが、すごくスッと自分の中に入ってくるんですよね。
生徒の心理がわかっているように感じます。
はい、ということで今日はこれで終わり!
今日はなんとか無事に練習できましたが、本来はコロナで禁止されている状態でやってしまいました。
わざわざ見つからない時間帯(早朝)に集まって練習してすぐに撤収しました。
うーん、こんなこと長続きできないぞ。
ちょっと考えないといかないな。。
ということでみなさん、また明日。
全力!脱力柔術~!
ハーフガードに対するスマッシュパス
柔術ずっとやってて怪我なしだと逆にいいのか?って思う!
私なんて柔術、もうブランク期間含めないと6年位やってますけど、どこが痛いとか怪我をしたってことがないんですよね。
一番いいじゃんと言われてしまいそうですが、逆にいえばぜんぜん本気でやっていないんじゃないかと思っています。
すぐにタップするし、ベリンボロとか首に負担掛かる技はあまりやらないし。
力の抜き方は下手じゃないかなと思いますが。
みなさん、怪我ないように脱力していきましょうね。
はい、やっぱり今日もやっていきましょう。
今日はハーフガードからのスマッシュパスをですね。
ハーフガードの状態から膝を抜いてある状態からスタートです。
(膝を抜くのが難しいんだけどね)
①相手の襟と膝を持ち、クロスニーを仕掛ける
足を外に開いてベースを作ります。
順手で相手の襟を持って、反対の手で膝の外側のズボンを持ちます。
ここからクロスニーに行きますが、相手も膝を踏ん張らせて抵抗してくると思います。
②両襟を持ち、逆サイドにスライドする
膝を戻して正面にたち、相手の両襟を持ちます。
内側の足を横にスライドさせて、できたスペースに外側の膝を入れましょう。
③腰を滑らせて足を外にだす
そのまま腰を滑らせて、足を外にだしましょう。
反対の手は相手の脇を差しておきます。
④相手のフックを外して、自分の足で相手の止めておく
相手の膝を押さえつけて、フックされている足を外す。
外したら自分の足の甲で、相手の足を止める。
⑤腰を切って、マウントポジションをとる
相手の両脇を差して、外側の膝をマットに付けて腰を切りましょう。
反対の足を広げてマウントポジションをとることができます。
はい、いかがだったでしょうか?
私だったら強引にクロスニーに行くのですがこれがうまくいかないんだよな。
すぐに諦めて今回のスマッシュパスを狙ってみたいと思います。
さてやっと週末が始まりましたね。
明日は練習の日ですが、本当にできるのか?
コロナの影響で今後、本当にどうなるかわかりません。
怖いな~。
全力!脱力柔術~!