ラッソーは手首を膝で押して解除する
体の柔らかさと強さは必ずしも比例しない!
私が今まで見てきて体の硬い人が弱いっていうわけではなさそうです。
でも柔らかくて弱いって人はあまりいなかった気がする。
自分も前屈はまぁまぁだと思いますが、開脚は本当にできてませんね。
開脚90°が精一杯の茶帯なんているんでしょうか。
柔らかくなくても柔術はできますが、技の選択肢が減ってしまうので柔らかいにこしたことはないでしょう。
いずれにせよリラックスして脱力してやるのが柔らかい動きにつながると思います。
では今日も動画に行ってみよぅ。
今日はラッソーガードに対するパスガードでございます。
宜しくお願いします。
ラッソーガードは厄介ですよね。
腕に巻き付いて引っ張ってもなかなか取れない。
気がついたらスイープされているという初心者には恐ろしい技です。
①まずラッソーに捕らえられる
よく考えるのは手首を膝の裏に回して、、というのがありますが、距離を取れるというだけでラッソーが解かれるというわけではありません。
②反対の手をマットにつけて踏んでグリップ解除
相手の手首を内側から持って、マットにつけます。
そのまま膝で踏んで手を引き上げてグリップを解除しましょう。
スパイダーの解除などと一緒ですね。
③ラッソー側の手首を回して膝でアシストしながらグリップを解除
先程解除した手は相手のズボンを掴んで起きましょう。
ラッソー側は手首を回して膝の内側に入れたあと(ちょっとだけでいい)、自分の膝で横に押し出してグリップを解除してください。
④脇を差してクロスニーで相手の膝を超えてパスガードする
反対の足を一旦後ろに下げてつつ、脇を差して頭を相手の肩につける。
外側に足を出してパスガードします。
最後の動きは自然にできるようになるといいですね。
ラッソーはどうしても手首を膝裏につけて解除したくなるのですが、なかなか解除できないと思います。
村田先生は膝を使って外側に押し出すことで、それを簡単にしていますね。
知っておくと大変有効でしょう!
はい、いかがだったでしょうか。
今日は短い動画でしたが、一つ一つの動きが簡単なようで難しい。
まだまだ奥が深いブラジリアン柔術、これからも目からウロコの技をたくさん見たいものです。
では今日はこの辺で終わりたいと思います。
全力!脱力柔術~!