クローズド&リバースデラヒーバからのパスガード
胸板の厚いやつばっかり!
いやぁそうなんです。
うちのブラジル人たちはみんな胸板が厚い!
三角絞めなんて胸を張るだけでディフェンスできてしまう鎧みたいなメンバーばかりです。
太っているのとはちょっと違うんだよなぁ、、
では今日もテクニックを紹介していきたいのですが、今回はカルペディエムの代表、石川さんの動画になります。
よろしくお願いします。
大半がインタビューのような形となっており、実際のテクニック動画は16:19頃〜になります。
クローズドガードからのパスガードを紹介していきます。
よくあるのはクロスをされているときに、腰付近のズボンを持って片膝を相手のお尻に当ててガードを割っていく、、、こんな場面よくあると思います。
このとき下の人はパスされまいと、エビをして距離をとり、その間に膝を入れてくることがあるでしょう。
相手がエビをしてきた瞬間に、前にプレスをかけて相手の膝をスペースに入ってくるのを阻止してください。
相手の腰付近を掴み、反対の腕は肘で相手の膝の内側を押さえつけて相手を動かせないようにしておきます。
手のひらを押さえつけてしまうと、相手に引っ張られる可能性があるので、しっかり脇を締めて肘でプレッシャーを与えます。
身体でも全体に前にプレスしながら肘の内側から膝を前にスライドして、相手の太ももを乗り越えてください。
膝を前にスライドさせると同時に反対の足の膝を立てておきます。
このとき肘と膝がくっつくような形で、相手の足が動くスペースを無くしておきましょう。
肘と膝間のスペースが広いと、相手に足を回されて内腿にフックされてスイープされてしまう可能性があります。
膝を立てて相手の足を殺したら、枕と脇差しを行い相手の上半身を固定します。
全体重を頰に乗せて、相手をしっかりプレスしてくださいね。
ここから膝を抜いてパスをしていくのですが、よくあるのは腰を切ってバックステップするような形で足を抜くことがあると思います。
ただしこの時に胸の間にスペースができてプレッシャーが弱まり逃げられてしまうことが考えられるので、スペースを与えずにパスすることが大事です。
腰を少し浮かして、腰を切って内腿を押さえている膝に並べるように膝を入れて内側の足で腿を抑えるようにしてください。
そのまま外側の膝はサイドに回って、内側も膝を前にスライドさせ膝を乗り越えていきます。
この時も上半身に相手とのスペースができないようしっかり引きつけておいてください。
これでクローズドガードからパスガードできましたね。
同じようなことがリバースデラヒーバの状態からでもやれますので紹介します。
外側の巻きつかれていない足をコントロールする為に、相手の裾を持って中に足を入れられないように肘で足首をガードして外側にキープしておきます。
反対の手は相手の襟を掴んでおいてください。
ここからかかとを持たれている足を抜きにいくのですが、Cの手で持っていると思うのでロックされていない方向に足を抜いていきます。
外側の足を内側にクロスし重心を移動させて、自分の頭を相手の胸につけながらバックステップに腰を切って足を抜きます。
相手の裾を持っている手はまだそのままです。
このときは相手のとの間にスペースがあるので肩などを手で押してくると思いますので、必要に応じて腰を逃しながら足のフックを相手の膝の内側に当てて膝をマットに着けておきます。
その膝をベースに抜いた足を再度戻して、相手の膝裏が腰付近にくるように、足を殺しておきます。
あとはクロスガードと同じように、枕&脇差しをして前にプレスしてパスしていくことができます。
さていかがだったでしょうか?
クロスガードからのパスはこれまでも何回も紹介してきましたが、このパスの動きは初めてだったと思います。
相手の膝が入ってこないように素早く前にプレス、そして相手の足にスペースを与えないように膝を立てるところがポイントになりますでしょうか。
また、どちらもパスする側の膝をしっかり殺すことが重要です。
少し難しいかもしれませんが、効果的な技だと思いますのでぜひ使ってみてください。
では今日も、指示をください!と堂々と言ってくるでお馴染みの某スポーツ系雑誌インタビュア、ギャン・ニーチョよりラテ欄の縦読みメッセージで御説法が寄せられてきましたのでご紹介したいと思います。
杉谷拳士(プロ野球)
いやぁ、愛されるキャラクターですよね。
ブラジル人メンバーばかりだとお互いをニックネームで呼ぶことが圧倒的で非常に雰囲気もよくなります。
逆に本名を知っている人がほんと少ない、、、
ということで今日はこれで終わりたいと思います。
ありがとうございました。
また明日もよろしくお願いします。
全力!脱力柔術〜!