サイドポジションのコントロールの仕方
布団に入るときにちょっただけめくって、ハーフガードからクローズドガードに戻す動きで布団に入る!
やってしまいますね。
ちょっとだけ布団をめくって、滑り込むように布団に入っていく。。
こんな動きをするやつは間違いなく柔術経験者です!
はい今日はサイドポジションのキープの方法を練習しましょう。
まずサイドポジションをとったときは、手前側の腕を引き上げて脇と膝で挟むようにしておきましょう。
これで相手の腕を殺すことができます。
そのまま相手の枕を取っておく。
枕をとった手は相手の肩を持って、自分の肩で相手の顔の向きをコントロールするようにプレッシャーを掛けましょう。
これ基本ですね。
相手に脇を差されたらその腕を伸ばすように脇下でプレスをします。
相手の頭側から腰側に一気に体全体を動かすことで、相手の腕を伸ばすことができますよ。
空いている手は前についてしっかりバランスをとること。
自分の枕の腕も伸ばして、相手の顔の向きをコントロールしておけばサイドポジションをキープできるでしょう。
同じくサイドポジションから。
胸を胸を合わせて、自分の膝を相手のお尻下に入れ込んでおきます。
その状態で自分の膝のズボンをしっかり引きつけて、肘で相手の膝を閉じさせると相手も力が入らなくなりますね。
同じく胸を合わせた状態から、膝ではなくて自分の腕を手前から回すやり方もあります。
このとき相手の遠い側の腿下のズボンを持ちましょう。
両足は伸ばして、重心を落としベースを取ります。
ここから相手の顔横に肘を持っていき、肘で相手の顔を手前に引きつけます。
その状態で腕で相手の両膝を倒してやると、同じく相手は力が入らなくなります。
では次にサイドから袈裟固めの状態にしたとき。。
相手の腕を引きつけて相手の両方をマットに着けさせます。
あまり相手のお腹のほうに重心をかけていると、ブリッジをされたときにスペースを作られて脇を差される可能性があります。
なので相手の頭側のほうにプレッシャーを掛けましょう。
ベースとする足は両足とも前に出すと返されてしまいますので、しっかり前後でベースをとるようにしてください。
後ろの足は立てておくと相手の足を絡まれるかもしれませんのでしっかり折りたたんでベースとすること。
いづれの場合もしっかり肘を引き上げて逃げられないようにしましょう。
後ろ袈裟固めの状態になったときは、上から相手の遠い側の太ももを持ち、しっかり腕を伸ばした状態でその腕ごとステップオーバーしてマウントをとることができます。
胸を合わせた状態で、脇を差された場合には、脇でその腕にプレッシャーを掛けつつ、相手の頭を足で超えて回転し逆サイドにポジションを取ることもできます。
これはちょっと練習が必要ですね。
同じく脇を差されたときに相手のラペラがでていれば、同じく頭側から腰側に身体全体を動かし、脇を差した手を伸ばさせます。
そしてラペラをつかみ、枕をとっている手に移し替えます。
ラペラをとったらしっかりと引きつけて、自分の肩で相手の顔の向きをコントロールしながら胸でプレスします。
ここからさらにタイトにラペラを固定するために胸のプレスを弱めて足をいれられないように手を手前に引いておきます。
そうすると相手は手を伸ばして抵抗してくると思いますので、相手の肩が浮いた分ラペラを引き出すことができて、さらに強固になります。
この状態でニーオンベリーに体勢とし、ラペラを入れ替えてブラボーチョークに持っていくことができますね。
自分の首下に前腕を持ってこられた場合はラペラがでていたら、そのラペラを相手の手首付近に回して固定します。
そこからは手前側の相手の腕を脇と膝で挟んでおき、そのまま跨いで三角絞め、もしくはアームバーも狙えますね。
ということで、
ラペラがでているときは相手が脇を差してきたら腕下を通す、
前腕でディフェンスしてきたらラペラを上から回して腕を固定する、
といった選択肢ができますね。
はい、今日はサイドポジションのキープの仕方、そこからの攻め方を紹介しました。
単純にV1アームロックを狙うだけではなくて、攻め方のバリエーションをどんどん増やしていきましょう!
ということで今日も、働き方改革だっ!と言ってバイトを内職に変えたでお馴染みの我らが道場主、ニーチョ先生より今日もありがたいお言葉を頂いておりますのでご紹介したいと思います。
私を極めるに至らないすべてのことが、
私をさらに強くする。
白帯ニーチョ #肩こり&腰痛持ち
まぁ言ってることよくわかりませんが。。
練習に無駄はないってことなんでしょうか。。
ということで今日もありがとうございました。
また明日も宜しくお願いします!
全力!脱力柔術~!