I 'm スパイダーマン. 初心者でもやりやすいスパイダーガードの基本
ストリートで柔術技を使うシミュレーションはできている!
そうなんですよねぇ。
もし1対1で喧嘩になったらどうするか?
使うことなんて一生に一度あるかないかだと思うけど、想像しちゃうんだよなぁ。
自分なら殴られてから下になって追い込みかけられてから、ガードポジションになり三角絞めのイメージかな。
こんなこと書くと、おまえはそんなに強いのか?と言われちゃいそうですが、そのへんの大学生くらいには勝てそうな感じではあります。
みなさんはどんなイメージ描いてる?
さて今日はスパイダーガードをいっちょ基礎からやってみましょう!
英語が流暢だけど、クリス・キムさんなのでアジア系アメリカ人かな?
宜しくおねがいします!
まずグリップの持ち方!
ここはいろいろありますが、とりあえず袖を外側に曲げて四本指でしっかり持ちます。
ここでは親指は外に出したやりかたで紹介したいと思います。
この持ち方でやると袖と手首のスペースが少ない分だけ、相手の腕のコントロールがしやすくなります。
腰を持たれているとき、腕を切って上げたいときは、相手の手首の下に回して手のひらを上にし、そのまま上に上げる。
襟を持たれても、脇を締めて内側から上に突き上げるように切ることができますし、そのまま相手の手を内側に捻りながら相手の外側に流すこともできます。
そのまま下からのキムラにいったりもできます。
手首でなくて袖を持つことでもキムラってできるんですね!
相手の腕をコントロールすることで防御だけでなく、下からの攻め方の幅が広がりますし、スパイダーガードのときは特に大事です。
自然に持てるようにマスターしましょう。
では次!基本のポジション!
両袖を先程の持ち方で持った後、エビをして相手とのスペースを作ります。
スペースをつくったら相手の胸にニーシールドですね。
シートベルトをイメージして相手の肩に自分の膝を向けて、相手の重心をとらえましょう。
そこから反対の足を相手の腰に当てます。
次にニーシールドしていた足を外に開いて、スネの部分を相手の二の腕に当てて、袖を持っている手は下に抑えつけて相手の腕を曲げてテンションを張り、コントロールしてやります。
そのままスネで相手の腕を上に押して、すぐに足裏を二の腕に当ててください。
あまり強くキックすると袖を持っている手が切れてしまいますので、適度な力にすること。
袖を持っている手首の向きは、そのまま水平に持っていると下に押されると切れやすいです。
バイクのスロットルのように手首を立ててやると切れにくくなりますよ。
その場合手を引かれると、切れやすくなってしまいますけどね。
もし相手が立ち上がってきたときに、手首を立てておくと相手の腕が広がり軽くなって相手を足でリフトしやすい。
水平に戻すと相手の腕が下がり重くなってしまいます。
つづいて反対の足も相手の二の腕に当てて、座った状態でのスパイダーが完成します。
ではその次!足と手の位置!
当たり前のことですが、スパイダーのキックの力は強いので、袖もしっかりもっておきテンション張っておくこと。
たまに両足ともテンション張ってスパイダーをしている人もいますが、基本は片足ずつ押す&引くをするようにお願いします。
押している足側が下になるように正面に立たず半身でいるようにしておくこと。
相手と正対していると、相手に立つチャンスを与えてしまいます。
立たれたら、よくあるスパイダーの解除の方法として、自分の腰を使って相手の足を外してくると思います。
または両足をマットにつかされたり、担がれたりもしてくるでしょう。
なので立たれる前に勝負したいですね。
引いている足のほうの持ち手は、自分の股の内側に持ってきて、ヒジを自分の腰に当て手のひらが上を向くように絞り込んで置くことが大事です。
これをやらないと、相手に膝をもたれて下に押し付けられ、パスガードされてしまうかもしれません。
もう一つ内側に絞りこんでおくといい理由は、相手の腕をコントロールするのに腕と足の両方を使えるのでより強力にできるところがいいですね。
ではここから攻撃にいきましょう。
引いている側の足を相手の腰に当てて、体を使って相手の袖を引っ張ります。
ここで自分の肘を引きつけるだけでは、相手もバランスを崩してくれません。
そこで自分の肘を頭の上まで引き上げて相手を引っ張ると相手の腕が伸びてバランスを崩します。
この状態からだとスムーズに三角締めにいけますね。
次はスイープをやってみましょう。
片方の足を相手の腰に当てて、もう片方を上に押し上げる。
引いている肘はマットにつけておきましょう。
この状態で、手のひらを下にして自分の頭の上まで肘を持ってくる。
そうすると相手も完全に体が伸びているので、腰に当てていた足で膝をすくってやることでスイープをすることができますね。
では次に基本の動き!
足のプッシュ&プルを入れ替えるときは、自分のお尻をしっかり上げておきましょう。
そうしないと相手にプレッシャーがかからず、足を外されてしまう可能性がでてきます。
足を入れ替えたら、プルしている腕はしっかり肘を内側に絞り込むのを忘れないように!
では最後にここからの展開!
ここからはみなさんもよくご存知かもしれませんが、いろいろなことができます。
この動画では、足を真っ直ぐ持ち上げて相手の片膝を立たせて、デラヒーバに入る。
デラヒーバプラススパイダーでさらにスイープがやりやすくなりますよね。
さらには片足をスパイダーを解除して相手の膝を蹴りながら、肘を引きつけ相手の体勢を崩す。
崩れたら、そのまま横に倒してスイープもできるでしょう。
相手によっては膝を蹴ったら直ぐにその膝を前に出してディフェンスしてくるかもしれない。
そんなときもスパイダーをしている足に重心を置き、反対の足で相手の内腿にフックをいれる。
そのままフックスイープにいくことができます。
もちろん相手の立てた膝に対してデラヒーバにいくこともできますのでお好きなほうをどうぞ。
いやぁ、今日は長かった。
でもスパイダーガードは初心者でもやりやすいし、強力な技でもあります。
自分も手足が長いほうなので、スパイダーは体にあった技だと言えるかもしれませんね。
みなさんもいろいろな技をやってみて、自分にあった技を見つけ、深堀すると上達が早くなると思います。
今日は、グラップリングの団体戦、クインテットの日でしたね。
私もしっかりフルで視聴しました。
感想としては、面白かったー。
動きがあって見てて楽しいし、柔術やってる身からすると、なるほど使って見よう的な感じで、より深く楽しめました。
でもルールはちょっと見直す必要あるかもね。
攻めてても指導取られるのはやってる人からはどうなんだろ?
なんで!?って感じにならないかしら。
では今日も、Twitterはリツイートばかりでお馴染みの我らが道場主、ニーチョ先生よりありがたいお言葉を頂戴しておりますので、聞いてあげてください。
いい手本を示そうとする者は、
自分の徳に微量の
隙を添えなくてはならぬ。
すると人は見習って、
同時にその模範を眼下に見下ろして、
大したことないな先生も。。
– これが人々の好むところである。
白帯ニーチョ #大量の馬鹿げたところ
まぁ人に好かれるというのは、完璧な人間というよりも少しくらいは隙きがあったほうがいいですよね。
でもあまり隙きを見せすぎると、わかってないやつは調子に乗り始めるので注意が必要です。
人ってわがままな生き物ですね。
ではまた明日から仕事、がんばるしかないな!
全力!脱力柔術!