超ベーシックパスガード ハーフからの脇差しパス!
未だに柔術はMMAで通用すると思ってる!
まだまだスポーツと呼べない総合格闘技の時代のときは、まだ柔術が知られておらずホイスが空手家を絞め落としていたりしていましたよね。
昔と比べて総合格闘技の技術はかなり進化してきました。
その中で柔術家はその技術だけでは勝てなくなっており、打撃やレスリング技術を必要とされています。
総合格闘技に対応しているデミアン・マイアの試合なんか見てると、柔術を誇りに思えます。
UFCで一番好きな選手ですね。
ではそろそろテクニックを勉強していきましょう。
今日は、ハーフから足を抜いて脇差しパスガードをしていきましょう。
宜しくお願いします。
①ハーフガードの状態から脇を差しにいく
脇を差すときは小指を上にして回すようにして差します。
二の腕と自分の肩で脇を挟めるくらいまで深く差すと次のアクションがやりやすいです。
②反対の手で頭の下を通してクラッチする
手の組み方ですが、親指と人差し指をくっつけて握りましょう。
おにぎりグリップと言われており、これには
・疲れにくい
・タイトに握れる
という利点があります。
③頬骨に沿わすように枕を調整する
自分の肩で相手を頬骨を抑えて反対側に押し込むようにします。
これで相手は体に力が入りづらくなります。
自分の体重の90%くらいを頬骨にのせるイメージ。
④外側の膝を相手の骨盤につけ、足で相手のスネと腿の骨を抑える
骨盤に当てないとただの添い寝となり簡単に上を取られてしまいます。
ヒザを入れてベースを確保したら、足のロックをかけていきます。
膝はマットにつけて、足首を曲げておきましょう。
⑤自分の腰をマットにつけて、ヒザ下まで抜く
これでヒザも抜くことができました。
脇を差してヒザが抜ければもうパスはできたようなもんです😁
⑥逆に腰を切ってヒザをマットにつけ、足で蹴って相手の脇のところまで移動する
腕で頭にプレッシャーをかけつつ、足を蹴って足抜きをします。
蹴った足は必ず前に出して、相手の肘を引き付けながら、その足を軸に抜いた足を相手の脇下までもってくる。
これでパスガード完成ですね。
はい、どうだったでしょうか?
コツはゆっくりでもいいので順序よくやることだと思います。
これもベーシックですが、柔術をやる限りはずっと使える技なのでぜひマスターしてくださいね。
でわでわ今日はこの辺で。
明日も出勤になってしまった。
みなさんは良い週末を!
全力!脱力柔術~!