クロスガードを立って割る人、必見! ダブルアンクルスイープの防御方法
柔術の先生が護身術をやるとなんかちょっと違うなって思っちゃう!
そうですよねぇ。
ふむふむと聞きつつ、柔術と護身術は違うと思って聞いてるもんなぁ。
ナイフとか木刀持ってる想定しても、冷静になれない気がするし、実際ちょっと笑いながら見てる。
警察の防犯訓練みたいなもんです。
はい今日は、ダブルアンクルスイープのいなし方です。
相手にクローズドガードされている状態からスタートです。
ここからクロスを割りに行くのですが、私もどちらかと言うとこのまま立ちたいタイプなのでまずは立っていきましょう。
相手の両手で襟を持って、1、2と片足ずつ順番に立ちます。
このときは相手に体重を掛けながらやると足が上がりやすいですね。
そして3で自分の胸を張って直立します。
ここは一気に立つようにしましょう。
ただ、相手も直立させまいと両袖を持って防いで来る場合があります。
防がれてしまうと直立できないだけではなく、相手のスイープを受けやすくなってしまいます。
その中の一つが、相手に肩で近づいてきて両手で両足をとり、クロスを解除してお尻を落とし両膝で胸を突くようにしてスイープする方法です。
これをダブル・アンクルスイープと言います。
今回はこれをディフェンスしていきたいと思います。
まずは相手が両膝で胸を突いてきた時に、掴んでいる両襟をしっかりとり、肘と膝をつけて重心を落とします。
ただ、相手の力の方が強くてこの状態が持たない場合もあるでしょう。
この時に自分が伸び上がって、相手の両膝を両手で持ち、体を半身にして片足を後ろに下げます。
これが今回のいなしですね。
相手の両膝で蹴ってくる力を利用して、真上にいなしてやります。
体を反らせて力を逃した直後、まだバランスがよくないので片足を後ろに引き半身になります。
この時何も持たないと後ろにバランスを崩しやすいので、相手の膝を持って後ろに引きましょう。
最初に足をうまく切るにはコツがあって、そのまま後ろに引いたり、横にしてもなかなかうまく切れません。
ここでは相手の脇下スペースに回してやると、切りやすくなります。
ちょっと歌舞伎の立ち回りみたいなトリッキーな動きになりますが、なるほどって感じですよね。
感覚としては一旦前に出して後ろに回すと言う感じです。
これでもう相手の力を受けることはなくなりましたね。
最後に持たれている足を振りきって切っておく。
ここからはオープンガードの攻防をやっていきましょう!!
いやー、テクニックが細かくて本当にわかりやすい。
この道場の人たちは強くなるでしょうねぇ。。
ぜひ今度の練習で使ってみてください。
攻め手・受け手の練習ではなくて、実戦で使えないと意味ないですからね。
さて今日も、経済大学出身でインテリ柔術家でお馴染みの我らが道場主、ニーチョ先生から為になるお言葉をツイッターで頂いておりますので、ご紹介したします。
練習のモチベーションを高める最良の方法は、
目覚めの際に、
今日は少なくとも一人の人間に、
一つの気づきを与えることができないだろうかと、
考えることである。
白帯ニーチョ #二度寝でバイト遅刻
ニーチョ先生、ツイッター始めたんですね。
練習にはいつもテーマを持って挑みたいですね!ってちょっと真面目かな。
全力!脱力柔術!