草刈りスイープは相手を立たせることが勝負です
マットが冷たくて靴下はいて練習する!
最初のエクササイズは寒いんですよねぇ。
体もマットも温まってなくて。。
テクニック練習が始まるくらいには脱いだりします。。。
今日も柔術界での親子ゲームこと、道場でもなぜかグラサン先生の動画です。
よろしくお願いします。
今日は草刈りスイープですね。
エレベータスイープとかともいったりしますね。
入り方は片襟片袖ガードで、足は腰と相手の二頭筋に当ててスタートです。
この状態からまず袖を持ち替えて、相手の足を持ちます。
次に二の腕に当てていた足を足首を曲げて相手の膝裏に当てます。
この状態で相手は足が下がらない状態になっているので、そのまま腰を押すとスイープができますね。
手の持ち帰る順序は必ず袖口→足の順番でお願いします。
相手の足が取りにくいからって最初にとろうとすると、袖が取れなくなって続きができなくなってしまいますのでこの順番も大事ですよ。
また草刈りスイープにありがちなのが倒したあとに、相手もすぐに起き上がろうとします。
そんな時、起き上がり大会になって結局どっちもどっちになって、バタバタしてたけど、何がしたかったの?って終わってしまうことがよくあります。
このとき、袖をしっかり持っておくと相手の重心が後ろに移動したときに、自分の体を引っ張ってってくれるのでその間に体を起こす準備をしておきます。
そうすると自分のほうが早く起き上がれますね(半身早い)。
さらに相手の足を引き上げることで、相手は片足で起きざるをえなくなり、自分は両足で立てるので勝つことができます。
ただ相手も仕掛ける前の片襟片袖ガードをしたときに、相手が立っていると三角締めの恐れがありますので相手はおそらくしゃがんでくる(コンバットベース)と思います。
もちろんしゃがんだ状態では、草刈りしようとしても立ってないんでできません。
相手もおそらく襟や帯を持っていると思いますが、両袖を持ち相手の脇下を蹴ることで袖も切れるし、相手もそのまま立ち上がってしまうでしょう。
そこでしっかり踵をもって、膝裏に足をあってそのまま腰を押す。。。で草刈りスイープを極めることができます。
どうでしょうか。とてもわかりやすい!
この技も実践的で役立ちそうですよね。
草刈りスイープなんて使わないよ!初心者じゃあるまいし! って思ってる人もいるかもしれませんが、意図せずその形になることはよくあります。
そんなときとっさに草刈りスイープができるように、頑張って練習しましょう。