さよなら三角、またきてガード

初心者のためのおすすめ柔術テクニック動画とゆかいなブラジル人との交流を紹介しています

ニーオンベリー システムダイヤグラム

 

 

えーっ!帯の試験ってそんなに適当なのー!

 

 

まぁ道場にもよるとは思いますけどね。

道場によっては試合の成績だけで判断したり、スパーの動きも含めて帯の授与をすると思うのですが。。

 

ウチの道場は、帯の試験があってそれをこなすと合格して帯がもらえたり、ラインを追加したりします。

 

なので試合の成績とか関係ない。

 

青とか紫になるにはポジションごとのスイープやパスガード、エスケープを何回もやって審査されます(同じ技は禁止)。

 

ただ先生も、数を数えてなかったり、今のちゃんと見てた!?ってときがたまにあります😁

 

その反面、茶や黒の試験は20人連続スパーとかあって、キツイことはキツイです。

黒帯になるにはただ強いだけじゃなくて、教え方のうまさや周りからの信頼も必要になってきますけどね。

 

なかにはお金を払えば帯がもらえる道場もある。。なんて噂も聞いたことがありますね。

まぁそんなことやってもなんの意味もなくて、道場でも肩身の狭い立場になっていくだけだと思うんですが。。

 

どんな道場でも近道はせず、自分のペースでコツコツ長く続ける。。。これができれば自然と帯は上がっていくと思います。

お互いがんばっていきましょう!

 

 

はーい、今日はニーオンベリーからの攻撃ですね。

ニーオンするときは相手の後ろ襟の中に親指を入れて持ち、奥側の腰を掴んでピョンっと膝を当てましょう。

練習では思い切りやらないように!

 

足は開いてバランスをとり、両手はそのまま首後ろの襟と腰を掴んでおきます。

このニーオンの状態から攻めていきましょう。

 

 

まずはクロスチョークですね。

腰を掴んでいる手を離して、襟を掴んでいる手の下から手を入れて逆手で奥襟を持ちます。

 

もともと持っていた手は頭を越えてずらして、小手の部分を相手の首下に入れる。

 

ニーオンベリーしている膝を解いて足を開いてバランスを取り、頭を相手の胸につけて締めに入ります。

 

 

 ②

ニーオンベリーに入る前のサイドコントロールのときに、相手のラペラが取れれば枕にしている手に移し、しっかり固定してからニーオンに入る方法もあります。

 

この時、ラペラを引き上げ、自分と相手にスペースを作り、その間に手を侵入させてラペラを逆手で受け取ります。

 

そのまま上から肩口をもってクロスチョークにいってもいいのですが、相手もラペラを持っている手を押して抵抗してくるでしょう。

 

その場合は肘の部分を掴んで引っ張ってやり、腕ごとプレスをかけてやることができますね。

 

少し体を引いて相手を半身くらいに起こしてやるのがコツ。

 

そしてそのまま肩口を掴んでチョークを極めることができます。

ブラボーチョークってやつですね。

 

 

 次にまたニーオンベリーに戻って、ベースボールチョークです。

野球のバットを持つような手で相手の両襟を持ちます。

 

そのままニーオンしている膝を相手の腕ごと潰すような形で肩横まで持ってきます。

反対の足は広げてバランスをとること。

 

上の腕はあいての首下に入るようにしっかりと相手につけてください。

そのまま上四方固めのように上下逆になり、頭を相手の腰に落として締め上げます。

 

 

ニーオンベリーからクロスチョークを掛けているときに、相手がディフェンスをしてきて極めれそうになかったら、相手の頭側に足を回して頭を引き上げてバックを取る方法もありますね。

 

 

ニーオンベリーをやっていると相手が膝を押してくることもよくあると思います。

 

そのときは相押している手の肘を内側からすくって引き上げ、相手を半身の体勢にさせる。

起こした瞬間に相手の背中側に足を回して、膝のズボンをもって腕十字を極めます。

 

もし腕をフックされてしまったら、相手の膝と腕を相手の頭の方に流しながら、両足をフックさせ足の力もつかって極めにいきましょう。

 

しっかり相手を引きつけて反対側に回らないと、腕十字のときに相手との距離が離れて逃げられてしまうのでご注意を。

 

 

同じくニーオンのときに相手が膝を押してくるときに押す力が強かった場合。

膝を押している手の手首をもちつつ相手の肩後ろに膝を付き、背中越しに脇を差してしっかり胸につける。

 

そのまま相手の胸と背中を両膝でサンドイッチする。

そのままの状態でキムラで極めちゃいましょう。

 

 

そのときもし帯などを持たれてディフェンスされたとしても、そのまま相手の首を挟んで横になり、膝を相手の首を締めるレッグシザースを極めることができますね。

 

 

また帯を持たれた別の対応も紹介します。

脇を差している手に相手のラペラを渡して、固定することで相手は手を動かせなくなります。

 

そのまま反対の手で相手の襟を順手で持ち足を下げて、肘を床につけギロチンチョークだって極めることができるでしょう。

 

 

ニーオンと違う足を押されたら。。

おそらく膝を押してくると思うので、その手を掴み上に引き上げてグリップを切ります。

 

そのまま腕を引き上げたまま、膝を相手の膝下に潜り込ませて横になり、腕十字を極めることができます。

スライディングの腕十字ですね。

 

 

もし相手がハーフガードなどにしようと両手でニーオンの膝を押してきたら。。

 

そのときはニーオンベリーする膝をスイッチして水下(みぞおち)あたりに反対の足の膝をいれる。

 

そのままヘリコプターのように足を振り回してマウントのような形になる。

 

そのままマウントでもいいですが、動画では相手の肘を引き上げ、腕十字に極めています。

これはかっこいい!!

 

 

今日の動画はどれも攻撃的でいいですね!(そういう動画を紹介しているんだから当たり前)

 

こうやって体系的に覚えるとつながりがわかりやすくて実践的ですし、技のレパートリーが増えていきそうですよね。

みなさんの攻めるシナリオ作りに参考になれば幸いです。

 

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ニーオン システムダイヤグラム