スタッキングパスからレッグドレッグしてパスガード!
柔術DVDのジャケットは、技を極めてのドヤ顔!
まぁこのパターン、多いように思えます。
特にちょっと前のDVDには。
制作のときに「はい、こっち見てー。顔作ってくださーい」とか言われているのかな。
たぶん柔術ビデオ制作って結構シュールな感じで進んでいくんですよね。
技を極められて、大げさに痛がっている人がいないので、受け手にフォーカスを当てたDVDも面白いと思います。
売れないと思うけど。
では今日も動画やっていきますので宜しくお願いします。
今日はスタッキングパスからレッグドラッグでパスしていきましょう。
まずはこちらが上になって両足を腰に当てている状態からスタートです。
①股下から両太ももに手を当てて一気に引き上げる
相手のつま先がマットに着くくらい担ぎ上げてください。
胸でお尻にプレッシャーを掛けます。
②相手の対角の襟を持ってスタッキングパスをする
対角の襟が持てれば、ほぼパスできたようなものですが、そうはいかない場合もよくあります。
両袖を持たれてしまうと襟を持ちに行くことができません。
③スネで膝を押さえ、グリップを切る
少し横に移動して、スネで相手の膝裏を抑えます。
そのまま腕を上げてスネでグリップを切りましょう。
反対の手はズボンの紐の部分をしっかり持っておきます。
真後ろくらいがいいかな。
その手のグリップも自然と切れると思います。
④相手の膝を持って、一気に引き上げて脇に抱える
しっかり脇を絞って相手の襟を持ちましょう。
⑤パンツを持っている手で、腰を釣り上げる
その体勢でプレスを掛けていくと煽られてバランスを崩されるので、持ち上げてベースを作っておく。
⑥後ろに下げて相手の腰をマットにつける
下がりながら相手の腰をマットにつけるのですが、相手の膝へのプレッシャーが弱くなります。
⑦再度足のフックを相手のふくらはぎに当てる。
もう一度タイトにセット。
膝で相手の内ももを絞るようなイメージです。
⑧頭をマットにつけてパスして枕を取る
相手の頭の横に頭を付けてパスしてください。
はい!今日はこういう感じです。
スタッキングパスも初心者さんには掛けやすく、そして掛かりやすい技です。
もし掛けられたら相手の両袖を持って、手を伸ばしきってください。
そうすると相手も前にはでてこれないはず。。
前に迫ってきたら、自分も背中を使って逃げるようにしましょう。
距離を取って脱出することができます。
さー、皆さんは明日もお休みですよね?
私はもちろん仕事です。
みなさん、良い連休を!
全力!脱力柔術~!