下からの腕十字を潰されそうになったら。。。この動画を思い出してください。
あんたの柔術着、上下セパレートなんですって言ったって、赤青はないでしょ!
目がチカチカする。。
うう。しかも帯が紫。。。
全部混ぜて紫にしておきたい。。
はい、今日も動画言ってみましょうねぇ。
今日はクローズドガードからの腕十字ですね。
相手の覆い被された時の対応方法を学んで行きましょう。
よろしくお願いします。
受け手の人、かなり高齢のおじいちゃんのような気がしますが、大丈夫でしょうか。
自分もこれぐらいの歳までやれるといいんですが。
クローズドガードからスタートします。
まず相手の腕をしっかり引きつける為に、相手の手首を外側から持ち、反対の手で対角の腕の肘を引きつけます。
相手の肘がしっかりお腹の上に乗るといいですね。
この状態で相手の腰を蹴ってお尻の位置をずらし、さらに腕をタイトにします。
そのまま相手の肩を持ち、逆足で相手の脇に膝裏を強く当て、相手を前にバランスを崩させてください。
この時、自分の顔が相手の横に着ていれば、ベストですね。
そのまま足をかけて下からの腕十字としてください。
膝は強く締め付けて、腰を上げれば極めることができるでしょう。
では、これから腕十字の体勢になった時、相手にディフェンスされた場合の対処を紹介していきましょう。
相手は腕をクラッチして腕を伸ばさせないようにし、さらにはそのままプレスを掛けてくるはず。
この時、まずはフックしている腕をスイッチします。
しっかり肘まで深く入れること。
そして空いた手を相手の遠い側の膝の外側まで伸ばし、肘で抱えます。
自分の頭を相手の真下まで持っていきましょう。
そうすると相手は、逃げられなくなり、横にひっくり返すことができます。
そのまま腕十字で極めてください。
では相手の真下に潜り込んでもしっかり体重を掛けられて、なかなか相手が倒れてくれない時もあると思います。
その場合は相手の前方(自分からだと横)にお尻を動かさせてやれば、前にバランスを崩すでしょう。
ただ、それだけだと相手がまだ上の状態なので、相手の遠い側の足をめくってやる必要があります。
しっかり裾を持って大きく旋回するとやりやすいかな。
ではまた次のシチュエーション。。
相手の上からプレッシャを掛けられてなかなか腕十字を極めることができない。。。
頭を相手の真下に持っていっても、まだ踏ん張られて頭が抜けちゃった!
そんな時は無理に裏十字を狙わずに、もっとスマートな選択肢を取ってみましょう。
相手の顔に掛けていた足を、足首を使って相手の側頭部に掛け直して、自分の膝を相手の肩まで持ってきます。
続けて相手の下にある足を膝に引っ掛けてやり、床に両手をついて、バックの手押し車で相手を倒してやります。
膝に足首を引っ掛けることで相手のブロックになり倒れてしまうということですね。
相手を寝かせられればそのままテイクバックしてください。
ではまたまた次のバージョン。
同じく下からの腕十字の体勢で相手が踏ん張って逆サイドまでいってしまった場合、さっきは相手の側頭部を使って膝を肩に持ってきました。
今度はマットに一旦足をついても、同じように足を背中側に持ってくることができます。
さてどうだったでしょう?
下からの腕十字を堪えられて、相手にプレスを掛けられると、こっちも苦しいですよね。
力が逃げる方向に動いていけば、自然と今回のような体勢になると思います。
また動画にはないですが、下からの腕十字状態で一旦腰をあげてすぐに曲げると、相手の体重が乗って 、コロンといくケースもあります。
という感じで、今日もテクニック動画は終わり。
練習前に思い出して、スパーで使っていきましょう!
さて今日も、質問にはきっちり質問で返すでお馴染みの我らが道場主、ニーチョ先生よりありがたいとお言葉を頂戴しておりますのでご紹介します。
上にも強ければ、
下にも強いというのが、
もっとも強力な力である。
ー白帯ニーチョ #バイトリーダーは中間管理職 ー
自分はどちらかと言うと、下からの攻めが好きかな。
しかも圧力によるパスが怖いので、攻め続けるパターンです。
では今日もこの辺で。
全力!脱力柔術!