三角絞めのタイトな極め方ステップ
2人で柔軟やるときに殺意を感じる!
エイっって急に腕ひっぱらないようにね!
しばらく静かなガニ股歩きになっちゃうよ!
はい、今日も三角絞めで行こうかな。
まずはスパイダーガードからスタートです。
これまでも何回もやってきたやつですねぇ。
スパイダーをしながら、片足は相手の肘裏を蹴ってそのまま脇下を通す、もう反対は股を広げて肘裏をステップに腰を上げて三角の体勢にもっていく。
ここではまだセットアップだけですね。
この状態から自分の腰を上げて、相手の肘を上から引っ張って腕を流しましょう。
自分の腰を上げるのは、相手の重心を後ろに下げ、腕を軽くするためですね。
前に体重をかけられ自分に肘をつけられると、非常に腕を流すのが難しくなります。
肘を引っ張る手は片手として、空いた手はそのまま相手の頭を捉えましょう。
この状態ではまだしっかり極めれるフックにはなっていません。
頭を抱える手をスイッチして、空いた手で自分の脛を掴んでおきます。
この場合、相手は頭を起こそうとしても、抑えつけられているので体勢を変えることはできないでしょう。
そのまま空いた足は相手の腰を蹴って、相手にとって斜めに腰をずらします。
さらに自分の手で相手の膝を引き寄せ、角度をどんどんつけていってください。
このとき手のひらを上にして、手首の骨の硬いところで引き寄せましょう。
膝が深く入ったら、さらに床にも足をついてずらしておきます。
90°くらいにまでなってますね!
まだ自分の膝の内側と首の間に隙間があるので、脛を持っている手で相手の頭を引き寄せましょう。
そしてダメ押しにフックしている足を伸ばしてもう一度相手に深く入れます。
両足を一緒にまっすぐにするとやりやすいかな。
ようやくロックアップして、頭を引きつけながら腰を持ち上げます。
膝は腰も使って内側にひねるように締め付けてください。
女の子座りみたいな感じです。
このひねりのトルクがプレッシャーを増幅させます。
ここまでやれば足のフックだけで極めることができますね。
相手に対してどんどん角度をつけていくのは相手の腕を肩から流すことで、頸動脈に入りやすくするためです。
ほんっと恐ろしい技ですね!
今回は、パーフェクトなプロセスの三角絞めでしたね。
これで極まらなければ何が極まるんだっていうくらい深く入っていたと思います。
ぜひ三角絞めを得意技にして研究し、常に狙っているようにすると、自分のなかでブレがなく攻めが安定するような気がします。
さて、今日はいかがでしたか?
今日も、実家に電話してオレオレ詐欺と間違われたでお馴染みの我らが道場主、ニーチョ先生から伝言を頂いておりますので、また紹介したいと思います。
あなたが出会う最悪の技は、
いつもあなたの苦手な技であるだろう。
ー白帯ニーチョ 「バックチョークで走馬灯」ー
うーん、どういうことだこりゃ?
自分が仕掛けるのに苦手な技は、逃げ方もよくわかってないってことかな!
先生はバックチョークが苦手なんだね!
全力!脱力柔術!