ガードポジションからすばやくバックをとるテクニック
ポイント時の3秒カウントが早すぎる!
そーんな気がするのは私だけでしょうか?
そりゃギリギリでアドバン止まりはかわいそうだけどさ。。
はいはい今日はクローズドガードからのバックテイクということで宜しくお願いします!
クローズドガードですが、今回は崩れている状態からスタートになります。
要は胸を張ってベースを取られていない状態ですね。
ベースが高い場合から、この体勢にするには足を使って前に倒して崩しましょう。
それ以外だと相手がクロスを割ろうとして頭を下げた状態や、肘を張って最初から重心が低い相手にも使えますね。
とにかくベースが低い相手に使っていく技になります。
そこから対角線の手を取りにいきます。
とり方は袋取りが一般的ですが、それだと手首を返されたりモンジバカを狙われる可能性がありますので、ピストルグリップで取りましょう。
反対の手は、相手の肘と脇の間くらいを持っておきます。
そこから腕を流す動きに行くのですが、相手は肘と膝をつけてしっかりベースを保っているのでこれを離してやらねばなりません。
そこで流したい腕の腰に足を当て、腰を少し上げると同時にエビをして相手の腕を流します。
腰の力で相手の肘を上げてやるのですが、その肘と膝の隙間から自分の腰をエビで横に出すとやりやすいですね。
流したあとは焦って手を流さないこと。伸ばしたままキープしましょう。
手を離してしまうと、また上に戻ってきてしまいます。
そこでバックから相手の脇をとってさらに相手の腰をけってエビをし、更に相手の体勢を崩しましょう。
ここで初めて相手の袖を離して、たすきの体勢でバックを取ることができますね。
先生、動きすんごくはや~い。
ここから相手の対応によってのバリエーションを紹介します。
腕を流したあとに相手が体を戻そうと胸を合わせてきたときに、膝を立てられて防がれることがあります。
そんなときは、無理にバックを狙わずにスイープを狙います。
かかえている脇をしっかり引き寄せ、胸と胸を合わせて、ピストルグリップしていた手を離します。
しっかり胸を合わせていれば相手の腕が抜けることはないでしょう。
離した手で相手の足をすくって、フラワースイープの要領で足を振って反対側にスイープします。
次に、流された腕と反対側の足を立てられた時の対応を紹介しましょう。
腕を流して脇を引き寄せて、ピストルグリップの手を離すところまでは、これまでと同じになります。
そこの状態から膝を立てている側の腰に足を当てて、自分のお尻を上げて肩で立つような動きをします。
それと同時にグリップを離した手を使って相手の膝を立てた足の足首を持って引き寄せます。
もし遠くてもなるべく引き寄せてくださいね。
相手のカカトを抱えた状態で、腰に当てていた足を振って煽ることで、スイープすることができます。
いやー最後のやつは難しい!
後ろに手が届くのか!?
ちょっとできるかどうかわかりませんが、やってみる価値はありそうですね。
今日は新年初練習でした。
とにかく寒くてマットも冷たかったですねぇ。
ちょっと用事があって1時間ほどのスパーリングになりましたが、上々のスタートです。
また宜しくお願いします!